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マケハイパーティーストーリー第5話「港を焼き尽くす連鎖の炎」『Saga & Seeker』(サーガ&シーカー)サガシカ

第5話「港を焼き尽くす連鎖の炎」『Saga & Seeker』(サーガ&シーカー)サガシカ
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目次

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プロローグ

  • ナレーション
    「フリークエスト」へようこそ。
  • ナレーション
    このクエストには、背景や目標の設定はありません。プレイヤーの入力に従って、物語は展開されます。バディとの交流や戦いの練習、スキルの確認など、自由に使用してください。
  • ナレーション
    クエストは左上の「クエスト完了」ボタンからいつでも完了できます。また、クエストの記録を残したくない場合は、右上のシステムメニューから「クエスト破棄」をすることで、クエストの情報を残さずにクエストを終了できます。
  • ナレーション
    次のプレイヤーの入力から、物語は始まります。自由に入力してみましょう!

ターン 1

  • マケハイ
    南の港町「ポルト・レオーネ」で依頼をこなそうか
  • ナレーション
    潮風に乗って運ばれてくるのは、魚と香辛料、そして微かな火薬の匂い。南方の太陽が照りつける港町「ポルト・レオーネ」は、今日も欲望と活気で沸き立っていた。
    行き交う船の汽笛と、市場の呼び込みの声が重なり合う。
    マケハイ一行は桟橋を抜け、冒険者たちが集う大通りへと足を踏み入れたところだ。
  • ナツ
    「……ふう。活気があるのは良いことですが、人が多いとそれだけ“不確定要素”も増えますね。」
    彼女は手元の帳面を開きかけ、周囲の喧騒に少しだけ眉をひそめてから、すぐに冷静な参謀の顔に戻ってマケハイを見上げた。
    「港町特有の依頼……護衛か、密輸品の回収か、あるいは海獣退治か。いずれにせよ、割に合う仕事を選ばないと、潮風と一緒に骨まで流されますよ。まずは情報収集と補給のルート確保を優先しましょう。」
  • ガロウ
    「海獣相手じゃ、俺の盾もどこまで持つか分からんぞ。陸の魔物とは勝手が違うからな。」
    大柄な戦士は、周囲を行き交う荒くれ者の船乗りたちに鋭い視線を向けつつ、無意識にマケハイの背中を庇うような位置取りをした。
    「だが、食い扶持を稼ぐには悪くない場所だ。荒っぽい連中が多い分、護衛の需要も高いだろう。……おいマケハイ、あまりふらふらするなよ。スリや因縁をつけてくる輩も多そうだ。」
  • リシェル
    「わぁ……海を見るのは久しぶりです。キラキラしていて、とっても綺麗ですね。」
    彼女は目を細めて水平線を眺め、潮風に髪をなびかせながら、どこか安心したような微笑みを浮かべた。
    「でも、怪我人が多そうな気配もします。……ほら、あそこの路地裏とか、少し血の匂いが……。あ、いえ、なんでもありません。まずは宿と拠点を探すんですよね? 私、教会の場所だけは確認しておきますね。」
  • ナレーション
    一行は雑多な店がひしめく通りを抜け、冒険者ギルドを兼ねた酒場「海猫の止まり木」へとたどり着く。
    重厚な扉を押し開けると、昼間から満席に近い熱気が溢れ出した。
    カウンターの奥には、依頼書が所狭しと貼られた掲示板があり、その前で一人の女性がジョッキを磨いている。
  • 酒場の女将
    「いらっしゃい! 見ない顔だねぇ。ここは『海猫の止まり木』、ポルト・レオーネで一番情報が集まる場所さ。」
    彼女は手際よくカウンターを拭きながら、値踏みするような、しかし愛想の良い視線をマケハイたちに向けた。
    「稼ぎに来たんだろ? ちょうどいいのがいくつかあるよ。商船の護衛に、地下水道の掃除、あとは……ちとキナ臭いが、廃灯台の調査なんてのもある。あんたたち、どれがお好みだい?」
  • ナツ
    「……廃灯台、ですか。キナ臭いというのは、単なる幽霊話ではなさそうですね。」
    ナツは即座に反応し、提示された依頼の内容を頭の中で天秤にかけ始めたようだ。
    「地下水道は汚れ仕事ですが堅実、商船護衛は襲撃のリスクと報酬が見合えば良し。ですが、その灯台の件……『裏』がありそうな匂いがします。マケハイ、あなたの鼻はどう言っていますか? 安全策か、それとも少し賭けてみますか?」
  • ガロウ
    「地下水道か……狭い場所での戦闘は盾が使いにくいが、海の上よりはマシだ。」
    ガロウは腕を組み、現実的な戦闘条件をシミュレーションしているようだが、女将の言葉には慎重な姿勢を崩さない。
    「廃灯台の調査というのは、厄介ごとの予感しかしねぇな。だが、そういう依頼ほど報酬が跳ね上がるのも事実だ。……決めるのはお前だ、マケハイ。俺たちは従う。」
  • ナレーション
    三つの依頼書がカウンターに並べられた。堅実な汚れ仕事、リスクのある護衛、そして謎めいた調査依頼。
    それぞれの依頼には、異なる報酬と危険が潜んでいる。
    マケハイはグラスを傾けるかのように依頼書を眺め、次の一手を思案する。この街で生き残り、そして稼ぐために選ぶべき道はどれか。

ターン 2

  • マケハイ
    依頼を仲間と決める
  • ナレーション
    掲示板前の空気が、わずかに重く変化した。女将の視線も、様子をうかがうように細くなる。マケハイが仲間へ判断を委ねたことで、三枚の依頼書は一行全員の問題となった。紙の擦れる音が、選択の重さを強調する。それぞれが別々の危険と利を思い浮かべ、沈黙の中で答えを探り始める。
  • ナツ
    「……では、私から。地下水道は敵が読めます。病気と閉所と毒、この三つさえ対策すれば、想定外は少ない。一方、商船護衛は天候と海賊、どちらも読みにくいですね。廃灯台は……“誰が”何を隠しているのか、そこからして不明です。稼ぎだけを見るなら、灯台に賭ける価値はありますが、生存率だけで言えば、今の装備では地下水道が最も安全寄りです。」
  • ガロウ
    「俺の感覚で言うなら、海は“運”に左右されすぎる。嵐一つでどうにもならん。地下水道は足場が悪いが、盾で前を固めて少しずつ進めば、まだやりようはある。廃灯台は……嫌な話だが、人が相手になる可能性が高い気がする。人間相手の厄介ごとは、後を引くぞ。借金も恨みもな。」
  • リシェル
    「……傷つき方で、少しだけ見えるものがあります。地下水道から戻ってくる人たちの怪我は、切り傷や打撲が多いです。でも、灯台の噂話に出てくる人は、心がおかしくなったみたいに壊れてしまっているとか……。どちらが“楽”かと言われたら、私は、まだ体の方が癒せます。心を砕かれるような場所は、あまり……行きたくありません。」
  • 酒場の女将
    「あんたら、ちゃんと考える口だねぇ。……一応言っとくよ。地下水道は確かに汚れ仕事だけど、戻ってきた連中はだいたい愚痴をこぼしながら酒を飲んでる。灯台帰りは、無言で酒をあおるか、二度とここに来ないかのどっちかさ。商船護衛は……最近ちょいと、物騒な噂が増えてるね。」
  • ナレーション
    その時、外の喧騒が不自然に途切れた。次いで、遠くの桟橋の方から人々のざわめきと悲鳴が重なり合う。酒場の扉が乱暴に開かれ、湿った潮風と緊張の匂いが流れ込んだ。依頼選びとは無関係の要因が、一行の前に割り込んでくる。状況は、彼らの判断を待たずに動き出してしまった。
  • 若い船乗り
    「お、おい女将さん! 桟橋の外で火の手だ! 南の商船が一隻、爆ぜやがった! 海の上で黒煙が上がってる、港の見張りも慌てててよ!」
  • ナツ
    「……最悪のタイミングですね。商船護衛の依頼は、これで一気に“割の悪い賭け”に変わりました。港全体の緊張が高まれば、臨時徴用や封鎖もあり得ます。そうなれば、私たちがどの依頼を選んでも、動きづらくなる。今のうちに方針だけははっきり決めて、混乱に巻き込まれない位置を取るべきです、マケハイ。」
  • ガロウ
    「港で船が爆発となれば、役人も兵も血眼になる。犯人探しでも、火消しでもな。下手に海側の依頼を選べば、巻き添えで足止めを食らうかもしれん。……それに、この手の騒ぎは、二度目がある。一度で終わるならまだ良いが、連中が続けて動くつもりなら、町全体が戦場になる可能性だってある。」
  • リシェル
    「外から、焦げた匂いと……血の匂いも混じってきています。港で怪我人が増えれば、教会や治療院も手一杯になりますね。そうなると、私たちが依頼で負傷しても、街の医療の余裕はなくなるかもしれません。どの依頼を選ぶにしても、“自分たちだけで戻れる範囲”を意識した方がいいと思います。」

ターン 3

  • マケハイ
    俺たちのできる範囲で護衛の任務に挑むぞ
  • ナレーション
    港の騒乱は一層激しくなり、海風に焦げた油と薬品の匂いが混じり始めた。桟橋の向こうでは、黒煙を上げる船影の周囲に小舟が群がり、必死の消火と救助が続いている。酒場の中にも、いつの間にか武装した港湾警備兵が数名入り込み、無言で様子をうかがっていた。マケハイが護衛に乗ると告げた瞬間、彼らの視線がぴたりとこちらに集まる。
  • 港湾警備兵長
    「今、護衛を引き受けると言ったな? 都合がいい。南岸行きの商船団が一刻後に強行出航する。護衛戦力が足りん。腕の立つ連中は、火の手の方へ駆り出されてしまってな。……報酬は相場より二割増しだが、危険もそれ以上だ。やるなら、すぐギルドで書類を通せ。」
  • ナツ
    「……決めてしまいましたね、マケハイ。なら、今からでも被害を最小限に抑える手を打ちます。まず、出航前に船と積み荷の確認、火薬庫の位置と避難経路の把握は必須です。それと、港の外で待ち伏せされる可能性が高い以上、こちらから“危険な航路”を避ける提案もしておきましょう。運に任せる前に、削れるリスクは全部削ります。」
  • ガロウ
    「海の上での護衛は初手から地獄だが、やると決めた以上は前に立つだけだ。甲板じゃ盾の取り回しが難しい、だからこそ敵が乗り込む前に近づけさせない配置を考えねぇとな。……一つだけ確認させろ。今回の商船団、荷の中身は何だ? ただの穀物ならまだしも、火薬や禁制品が混じってるなら、守る相手がまず爆ぜかねん。」
  • リシェル
    「護衛をするなら、私も準備を整えます。海の上では落水と火傷、それから煙による窒息が多くなりますから……解毒と呼吸を助ける薬草、できるだけ持ち込みたいです。教会の備蓄を少し融通してもらえるかもしれません。……それと、さっきの爆発で負傷した人たちの様子も気になります。もし時間が許すなら、出航前に彼らの状態も見ておきたいです。」
  • 酒場の女将
    「あんたら、本気で行くのかい。……止めはしないけどね。さっき爆ぜた船は、地下水道の掃除を渋ってた倉庫主の荷も積んでたって話だよ。何がどう繋がるか分からないもんさ。ほら、これを持ってきな。港の裏通りにある道具屋の紹介状だ、船上用の縄やフックを安く回してくれる。」
  • ナレーション
    マケハイ一行が護衛受諾の旨を告げると、ギルド係員が慌ただしく書類を用意し始めた。羽根ペンが走る音と同時に、緊急依頼の印章が赤く押される。その裏で、港湾警備兵たちは別の地図を囲み、何かを小声で確認している。どうやら、先ほど爆発した地点付近で、正体不明の小舟が一隻だけ姿を消したらしいという情報が漏れ聞こえてきた。
  • ナツ
    「……小舟が一隻、消えた。爆発は囮で、本命は“次”の船団という筋書きが、急に現実味を帯びてきましたね。こちらが護衛に入る船が、狙われる確率は高いと見ます。だからこそ、逆に利用しましょう。敵の狙いがこちらに向くなら、“誘い込む位置”と“逃げる方向”を、今のうちに決めておくべきです。」
  • ガロウ
    「港の外でやられるのは避けたいが、内側で戦えば市民を巻き込む。どっちに転んでも楽じゃねぇな。……マケハイ、出航まで時間は少ねぇ。港の見取り図と、退避できる入り江の位置だけは、今すぐ押さえておこう。最悪、船団ごと逃がすんじゃなく、俺たちだけでも生きて戻れる道を作る。」
  • リシェル
    「……外の声が、さっきよりも荒くなっています。怒鳴り声や泣き声が混じってきて、港全体が張りつめているみたい。こういう空気の時、人は冷静な判断を失いがちです。だからこそ、私たちだけは落ち着いていましょう。マケハイ、出航までの間に、私にしてほしいことがあれば、何でも言ってください。」

ターン 4

  • マケハイ
    まずは道具を準備して依頼主のところに行こう
  • ナレーション
    港の表通りから一歩外れると、空気は一変した。潮の匂いに、鉄と油の重さが混じる細い裏路地が続いている。道端には、縄と滑車、濡れた帆布の束が乱雑に積まれ、足元には割れた貝殻と焦げた木片が散らばっていた。先ほどの爆発の余波がここまで飛んできたのだろう、壁の一部には黒い煤が新しくこびりついている。
  • ナツ
    「紹介状の道具屋は、この先を曲がったところのはずです。縄、フック、簡易の浮き具、それから火薬の有無を確認するための油よけの布も欲しいですね。船上での火は、最初の一瞬を抑えられるかどうかが生死を分けます。……それと、値切り交渉は任せますから、その代わり時間だけは削らせないでください。」
  • 港の道具屋ジロ
    「おう、女将のツラ札持ってくるなんざ、運が良いな。今は港じゅうが火事場だ、縄も針金も争奪戦ってやつだ。……護衛に出る口か? だったらこの船用の鉤縄と、甲板に打ち込める簡易の杭は持ってけ。値段は女将にツケときゃいい。」
  • ガロウ
    「鉤縄は受け取っておく。だが、港の様子が妙だな……さっきより怒号が近い。火の手が収まるどころか、別の場所でも騒ぎが起きてやがる。出航まで一刻と言われたが、下手をすれば港そのものが封鎖されるかもしれん。そうなりゃ、依頼どころか足止めを食うぞ。」
  • リシェル
    「……風に乗って、さっきとは違う焦げた匂いがします。油ではなく、布と木、それから……薬草の燃える匂い。治療院か倉庫のどこかでも火が出ているのかもしれません。もしそうなら、港の医療の余裕は本当にゼロになります。船の上での怪我は、私一人でどうにかする覚悟が必要ですね。」
  • ナレーション
    道具の受け取りを終え、桟橋へ戻る途中、通りの向こうから装備を鳴らす足音が近づいてきた。港湾警備兵たちが、血相を変えて走り抜けていく。その背中越しに、桟橋の先に並ぶはずの商船群の一角が、ぽっかりと空いているのが見えた。予定されていた船の一隻が、出航前に姿を消したのだと直感できる、不自然な空白だった。
  • 港湾警備兵長
    「そこの連中! 書類は通したな? 状況が変わった。護衛対象の船が一隻、係留索を切られて沖へ流された。犯人はまだ港内に潜んでいる可能性が高い。予定していた船団護衛に加え、今は港そのものの防衛も手伝ってもらう。嫌とは言わせん、これは街全体の問題だ。」
  • ナツ
    「……最悪の形で、事態が転がりましたね。護衛対象が勝手に動き、敵は港内外どちらにも仕掛けられる。つまり、私たちの退路は、今この瞬間から細く絞られていく。護衛依頼は維持しつつ、港の防衛に駆り出されるなら、優先順位をはっきりさせましょう。生き残るために、どこまで付き合うかを決める必要があります。」
  • ガロウ
    「港の連中は、俺たちが動ける盾だと見込んでる。だが、港内戦になるなら、市民も巻き込まれる。ここから先は、一歩の判断がそのまま犠牲者の数に変わるぞ。マケハイ、道具は揃った。後は、どこを守り、どこを捨てるかだ。決めるなら、今だ。」
  • リシェル
    「……人の悲鳴が、さっきより近く、そして多くなっています。このままでは、港はすぐに“戦場”になってしまいます。私は、どこであっても出来る限りの治癒をします。でも、連れて行ける命と、置いていかざるを得ない命が出てしまうかもしれません。それでも、あなたが選ぶ場所へ、私はついて行きます。」

ターン 5

  • マケハイ
    依頼を受けつつ市民を守る人命最優先だ 最悪依頼は放棄してもいい!
  • ナレーション
    港の喧噪の向こうで、鐘の音が高く打ち鳴らされた。港湾の見張り台に掲げられた旗が、緊急事態を示す赤へと翻る。それを合図に、ばらばらだった兵や船乗りたちの動きが、一気に統率の取れたものへ変わった。混乱しかけていた港は、「市民の退避」と「火の手の封じ込め」を最優先とする指揮系統にまとめられていく。マケハイの人命優先の宣言は、ちょうどその流れに噛み合う形になった。
  • 港湾警備兵長
    「……依頼放棄も視野に入れる、か。分かった、その覚悟があるなら話は早い。お前たちには、まず桟橋東側の避難路確保を任せる。船団の出航は一旦保留、港内の民間人を安全圏まで逃がすことを最優先とする。護衛契約はその後に改めて再調整だ。命を優先する判断を、役所としても認めよう。」
  • ナツ
    「……助かりましたね。契約に縛られたままでは、判断が遅れますから。今なら、私たちは純粋に“生存率だけ”を基準に動けます。まずは避難路の確保、火の手の遮断、そして港から出ようとする不審な船の監視。犯人探しは後回しで構いません。ここで市民の被害を抑えられれば、港の恩は必ず私たちの盾になります。」
  • ガロウ
    「市民優先、異論はねぇ。俺は先頭に立って道を開ける。マケハイ、お前は後ろから流れを見てくれ。押し合いになりそうな所では、すぐに合図をくれよ。リシェルは負傷者の選別だ、今なら助かる者から順に頼む。……依頼の荷は後回しでいい。ここを守り切れば、港はきっと俺たちを見捨てねぇ。」
  • リシェル
    「はい……分かりました。今は“全部”を救おうとしないことが、結果として一番多くの人を救う道ですね。火と煙から遠ざけながら、歩ける人には自力で動いてもらう。動けない人だけを、私たちが引き受ける。簡易の治癒と鎮静をかけて、恐怖で固まった心も少しだけほどいていきます。マケハイさん、避難列の最後尾を見ていてください。」
  • ナレーション
    一行が東側桟橋に出ると、そこには既に長蛇の列が出来ていた。荷を抱えた商人、泣き叫ぶ子ども、怒鳴りながらも家族を庇う船乗りたちが、狭い通路で押し合いへし合いになっている。ガロウが盾を横に構えて人の波を押し返し、ナツが短く指示を飛ばすと、混沌だった列は徐々に二列に整えられていった。マケハイの位置取りと声かけが、逃げ惑う人々の流れを滑らかに変えていく。
  • 港の若い船乗り
    「お、おっさんたち……いや、あんたら冒険者だろ! さっきは護衛だなんだって話してたのに、市民を先に逃がしてくれるのかよ。……恩に着る。こっちの裏入り江なら、火の手も届かねぇし、小舟で外へ出る抜け道にもなる。あとで出航する時は、俺が案内してやるからさ!」
  • ナツ
    「裏入り江と小舟の抜け道……いい情報ですね。あなたの案内は、きっと後で大きな助けになります。今は、その入り江へ人を誘導することを手伝ってください。“ここへ行けば助かる”という噂が広まれば、人の流れは自然と整理されます。マケハイ、この抜け道は、私たち自身の退路としても確保しておきましょう。」
  • ナレーション
    避難が進むにつれ、港全体を包んでいた叫び声は次第に落ち着きを取り戻していった。火の手も、延焼を防ぐための水撒きと船の移動で、致命的な広がりを見せずに抑え込まれていく。港湾指揮所からは、冒険者と兵の連携を評価する伝令が走り、先ほどまで険しかった兵たちの表情にもわずかな安堵が浮かんだ。依頼そのものは棚上げになったが、街は一つの危機を乗り越えつつあった。
  • ガロウ
    「……よし、ひとまずここは落ち着いたな。死人が出なかったとは言わねぇが、この状況でこの程度で済んだのは上出来だ。マケハイ、港の連中もお前の判断に感謝してるさ。依頼の話は、街が落ち着いてからでいい。今のうちに怪我の手当てと装備の点検をしておこう。次に何が来ても動けるようにな。」

ターン 6

  • マケハイ
    装備の点検をして次の行動の準備をする、火をつけた犯人たちは港に残っていないか?
  • ナレーション
    避難路の喧噪が遠のくと、波と木材のきしみだけが耳に残った。焦げ跡の残る桟橋の陰で、一行は短い休止を取る。ガロウが盾を壁に立てかけ、ナツとリシェルがその場を小さな作業場に変える。金具の緩みや革紐の傷みを一つずつ確かめる手つきには、これまで幾度も生還してきた者の慎重さが宿っていた。
  • ガロウ
    「……鎧の留め具は生きてる。盾の縁も割れちゃいねぇな。さっきの押し合いで、肘と膝の可動が少し重くなってるが、油をさせばまだ戦場に立てる。問題は、こっちの“目”だ。港じゅうが焦げ臭くて、煙で視界も悪い。犯人がまだ残ってるとしても、鎧姿でうろつけばすぐに目立つ。動くなら、目的を絞った方がいい。」
  • ナツ
    「装備は概ね良好ですね。あなたの銃も、火薬の湿りだけ確認しておきましょう。……さて、火をつけた側ですが、今も港に残っている可能性は高いと思います。爆発を起こした直後に堂々と出航すれば、誰の目にも怪しすぎる。むしろ、混乱に紛れて別の船に紛れ込むか、倉庫街のどこかで息を潜めていると見るべきでしょう。」
  • リシェル
    「皆さんの傷は……今のところ大きなものはありませんね。軽い打撲と擦り傷だけですから、すぐに癒せます。港の人たちの方が、よほど傷ついています。心のざわめきが、まだ空気の中に残っていて、それが痛みを増幅させている感じです。犯人が近くにいるのなら、この不安を利用しようとしているはず……静かな場所より、人が集まる辺りを好むかもしれません。」
  • ナレーション
    港湾指揮所の方角から、伝令の足音が近づいては遠ざかっていく。避難の第一波が片付いた今、兵たちは火元の調査と見張りの再配置に移行しているようだ。桟橋の端では、煤けた板切れや縄の切断面が雑に積み上げられ、証拠品として選別を待っていた。焦げた繊維には、普通の油ではない、薬品めいた匂いがかすかに残っている。
  • 港湾警備兵長
    「そっちの点検は終わったか。さっきの働きで、お前たちの首根っこを無理に押さえつける理由はなくなった。だが、ひとつだけ確かだ。火をつけた連中は、まだ“港の外”へは出ていない。封鎖を敷いた直後だからな。怪しい船はすべて足止めしてある。もし追う気があるなら、桟橋北側の係留列を見てみろ。妙な奴らが混じってるはずだ。」
  • ナツ
    「港から出られないとなれば、犯人は二択です。船列に紛れ込むか、倉庫群に潜るか。私たちの装備と立場なら、前者の方がまだ動きやすい。“護衛候補として船を見て回る”という名目で、怪しい乗組員を洗うことができますから。火薬や薬品の匂い、手や衣服の焦げ跡……そういった痕を探せば、無理なく絞り込めるはずです。」
  • ガロウ
    「ただ、犯人探しにのめり込めば、港の防衛線から外れることにもなる。どこまで首を突っ込むかは、はっきりさせておかねぇとな。俺は、戦う場所さえ選べるなら付き合う。甲板の上でも桟橋でも、前に立つのは同じだ。だが、市民を盾にされるような状況だけは、避けたい。そこに踏み込むなら、覚悟を決めてくれ。」
  • リシェル
    「私は、どちらに進んでも皆さんのそばにいます。もし犯人がまだ港にいるのなら、次の火を起こさせないことが、これ以上の犠牲を防ぐ一番の近道ですから。港の人たちの表情を見れば、どこに“嘘の安心”があって、どこに“本当の怯え”があるかも分かると思います。人の目線や声色も、手掛かりになりますよ。」
  • ナレーション
    潮がわずかに満ち始め、足止めされた船列の船体が、互いにぶつからぬよう軋んで揺れる。北側桟橋の先には、旗も紋章もまちまちな船が並び、甲板の上では乗組員たちが苛立ちを隠そうともせずに行き来していた。その群れのどこかに、さきほどの薬品臭と同じ気配をまとう影が紛れている。装備を整えた一行が向かう先は、次の一手を決める分岐点となるだろう。

ターン 7

  • マケハイ
    北桟橋の方を調べてみよう成果がなかったら戻って次の行動を防ぐために待機だ
  • ナレーション
    北側の桟橋へ向かう通路は、南側より静かで潮の匂いが濃かった。押し寄せる波が足止めされた船列の船腹を打ち、低い軋みが絶え間なく響いている。桟橋の先には、旗も積み荷もばらばらな船が横並びになり、苛立った乗組員たちが甲板を行き来していた。その雑多な群れのどこかに、さきほどの異様な薬品臭と同じ気配が紛れている。
  • ナツ
    「……では、“成果がなければ戻る”という前提で動きましょう。北桟橋の船を一隻ずつ調べる時間はありません。まずは焦げ跡と薬品臭、それから不自然に静かな船だけを優先して見ます。私たちは護衛候補として見回りに来た、という体で話を振りましょう。怪しまれたら、すぐに引き上げて次の一手に備えます。」
  • ガロウ
    「港湾兵が封鎖してる以上、堂々と出て行ける船はねぇ。となりゃ、犯人はここにいるか、倉庫に潜ったかのどっちかだ。……マケハイ、俺は甲板の上の連中の“動き”を見る。慣れてねぇ武具を身に着けてる奴や、足場に不慣れな奴がいたら合図を送る。お前は匂いと痕跡を追え。変に追い詰めるなよ、市民を巻き込む気配がしたら即撤退だ。」
  • リシェル
    「私は、人の様子を見ておきます。怪我をしているのに妙に隠したがる人や、周囲の不安とは別の理由で怯えている人がいたら、きっと何かを知っています。表向きは治療の申し出として近づきますね。もし私の方で“これは危ない”と感じたら、すぐにあなたたちに合図を送ります。」
  • ナレーション
    三人がそれぞれ役割を確認し終えた頃、北桟橋の列の中でひときわ古びた中型船が目に入った。船体の一部に新しい焦げ跡があり、舷側には慌てて塗り直したようなまだ乾ききらない塗料が光っている。その甲板だけが妙に静かで、乗組員たちはこちらに背を向けたまま、同じ場所を行ったり来たりしていた。風下からは、微かにさきほどと同じ薬品の匂いが漂ってくる。
  • 港湾警備兵長
    「おい、あの船に目をつけたか。……勘がいいな。さっきの爆発の直後に、あいつだけ妙に慌てて帆を下ろし直してた。船名も登録と微妙に違う。だが決定的な証拠がねぇから、踏み込む口実が欲しいところだ。護衛候補としての“安全確認”って名目なら、俺たちも乗りやすい。」
  • ナツ
    「ちょうどいいですね。では、私たちは“次の護衛候補として危険物の有無を確認したい”と伝えましょう。兵長さんは外から見張りと退路の確保をお願いします。もし中で火薬や薬品の痕跡が見つかったら、その瞬間にあなた方の権限で踏み込めるようにしておいてください。……マケハイ、無理に犯人を追い詰めず、“次の爆発を止める”ことだけを優先です。」
  • ガロウ
    「俺はタラップの根本で構える。逃げようとする奴がいたら、まずは止めるが……市民を人質に取る素振りを見せたら、その時点で引き際だ。命を盾にされたら、こっちの勝ち筋は一気に減る。マケハイ、お前は鼻と目で中を探れ。怪しい樽や箱があったら、触る前に合図をくれ。」
  • リシェル
    「私は、船の周りにいる人たちを見ておきます。もし本当にここに火付け役がいるなら、周囲の誰かが“おかしい”と気づいているはずですから。小さな治癒を口実に声をかけて、表情や手の震え方を見ます。マケハイさん、危ないと感じたらすぐに戻ってきてくださいね。私の方からも、何か掴めたら合図を送ります。」
  • ナレーション
    一行が狙いを定めた船へと歩み寄ると、甲板の上で作業を装っていた数人が、わずかに動きを硬くした。船縁に立つ男が、こちらへ視線だけを向け、すぐに顔をそらす。風下からは、さきほどより強い薬品臭が鼻を刺した。ここで踏み込むか、成果なしと見て一度引くか――マケハイの次の行動が、この港の静けさを保つかどうかを左右し始めている。

ターン 8

  • マケハイ
    港湾警備の依頼を受けた者です 被害の確認に来ました こちらの船は大丈夫ですか~?
  • ナレーション
    桟橋に吹きつける風向きがわずかに変わり、薬品の匂いが一段とはっきりと鼻を刺した。船縁の男たちの肩が、呼びかけに合わせて微かに揺れる。北桟橋の一角だけ、時間の流れが遅くなったかのような張りつめた静寂に包まれた。その中で、船の反応を見極める一瞬が伸びていく。
  • 船員頭らしき男
    「あ、ああ? 港湾警備の……そうかい、そりゃご苦労なこった。うちの船は大丈夫さ、さっきの騒ぎでちょいと煤をかぶっただけだ。荷も船体も問題なし、ほら、帆も張り直したばかりでね。」
  • 船員頭らしき男
    「……ま、心配なら見ていきな。護衛さんにケチつけられちゃ、出航の順番も回ってこねぇ。甲板と見える範囲の荷なら好きに眺めてくれよ。ただし、樽ん中を勝手にこじ開けるのは勘弁な。積み荷の主に怒鳴られちまう。」
  • ナツ
    「ご協力、ありがとうございます。港湾側から“火の回りやすい積み荷の確認”を頼まれていまして……甲板と、船尾側の樽の外観だけ、少し近くで見させてください。封は切りません、焦げ跡と匂いを見るだけです。それで問題なければ、こちらからも“安全寄り”と報告できますから。」
  • ガロウ
    「俺はここでタラップを押さえてる。上がり降りする奴は、一人ずつ順番にな。慌てて転げ落ちて骨を折られちゃ、調査どころじゃねぇからな。……お前ら船員もだ、用があるなら声をかけてから通れ。盾の陰に足を突っ込まれたら、さすがに避けきれん。」
  • リシェル
    「もし本当に被害がないなら、それを確認することも大事です。さっきの爆発で耳が痛んだり、煙を吸って喉がひりついている方はいませんか? 簡単な治癒なら、ここでできます。大丈夫だと分かれば、あなた方も少しは落ち着けるはずです。」
  • 若い船員
    「い、いや、俺たちは平気だって! なぁ頭、余計な手間かけさせるのも悪いしよ、さっさと“終わった”ってことにしちまおうぜ? こんなとこで長居してても、何もいいことねぇしさ。」
  • ナレーション
    若い船員の声は軽口の体裁を取りながら、どこか上ずっていた。額には汗が滲み、手の甲には拭いきれていない煤が筋を描いている。風が一瞬だけ止み、船尾側の樽の隙間から、さきほどと同じ薬品臭が濃く漏れ出した。その匂いは、港の爆発現場で嗅いだものとほとんど同じだ。
  • ナツ
    「……ありがとうございます、十分です。樽の外側に新しい煤がついていますね。それと、この匂い。港の爆発現場に残っていた板切れと同じ薬品の残り香です。中身の確認は、港湾兵の権限でお願いできますか? 私たちからは“強い疑いあり”とだけお伝えします。」
  • 港湾警備兵長
    「……そこまで言うなら十分だ。疑わしきは火から遠ざける、それが港の決まりだ。この船は一時拘束、樽は役所の名で開封する。乗組員は全員、その場から動くな。抵抗するなら、火付けより先に鎖につなぐ。」

ターン 9

  • マケハイ
    慎重に周りを警戒する この状況では先手必勝 動くものがいれば先制攻撃だ
  • ナレーション
    桟橋の空気が一段と冷たく変わり、船上の男たちの視線が一斉に鋭くなった。甲板の上で、足の位置をわずかにずらす気配が重なる。緊張に軋む板の音が、嵐の前触れのように耳を打った。マケハイの構えに呼応するように、仲間たちも即座に“いつでも撃てる”距離と角度へ身を滑らせる。
  • ナツ
    「……了解です、マケハイ。先に動いた方が“狙いを外せる”のは、こちらです。合図ひとつで終わる距離まで、もう詰めていますから。最初の一撃で“武器”だけを落とす。殺さず、次の火をつけさせないための先手です。撃つなら、私が視線で示した腕と足だけにしてください。」
  • ガロウ
    「おい船員ども、動くな。次に腰のあたりへ手を伸ばした奴から、俺の盾の餌食だ。武器を抜く前に、骨を折られたくなきゃ、その場で手を上げてろ。……マケハイ、撃つなら俺の肩越しにしろ。こっちの影を使えば、奴らには狙いが読めねぇ。」
  • 船員頭らしき男
    「ちょ、ちょっと待ちなって! そんな物騒な顔すんな、こっちは何も――」男の腕が反射的に腰元へ走りかけた瞬間、その動きは自分でも止めきれないほど露骨だった。
  • ナレーション
    腰へ伸びた指先に、超反射の視界が絡みつく。次の瞬間、銃声と同時に船縁の木片が弾け、男の手元から短剣が跳ね飛んだ。甲板に転がる刃が乾いた音を立て、周囲の船員の膝から力が抜ける。流血は最小限、だが“先に撃つ”意思は誰の目にも明らかだった。
  • 港湾警備兵長
    「今のを見たな? “自分から”刃に手を伸ばした。ここから先は港湾の権限だ、全員武器を捨ててうつ伏せになれ! 動いた者は、火付けより先に取り押さえる!」
  • リシェル
    「止血は最小限で大丈夫そうです……骨も外れていません。今のは“警告”としては十分で、命を奪う一線は越えていません。あなたが次に無茶をしなければ、この傷で済みますよ。ですから、もう武器には触らないでください。」
  • ナツ
    「……先手は成功です。こちらの被害ゼロ、相手は戦意を削がれました。あとは、兵たちに“証拠仕事”を任せましょう。私たちはこの場に長居せず、次の火種がないかだけ確認して引きます。マケハイ、銃口を下げるタイミングも、あなたに委ねます。」
  • ガロウ
    「……これで十分だ。港を燃やす連中の腕を一、二本へし折ったところで、誰も文句は言わねぇさ。だが、ここから先は追い詰めすぎるな。奴らが捨て身になれば、市民が巻き込まれる。兵の鎖と檻に放り込ませて、俺たちは一旦、港の全体を見直そう。」
  • ナレーション
    樽の封が兵の手で割られると、鼻を刺す薬品臭と黒ずんだ粉末が露わになった。爆発現場と同じ痕跡だと確認された瞬間、北桟橋の空気から一気に“疑い”が消え、代わりに安堵と怒りが入り混じる。港はひとまず大火を免れたが、背後の黒幕まではまだ届いていない。――ここで一息入れるか、次の火種を追うか、マケハイの次の一手が問われている。

ターン 10

  • マケハイ
    最後まで抵抗がないか確認してから港の見直しをしよう
  • ナレーション
    北桟橋の一角では、鎖と縄で拘束された船員たちが次々と引き立てられていった。港湾兵が周囲を固める中、甲板に残されたのは割られた樽と黒ずんだ粉末だけだった。薬品の匂いは潮風に薄まりつつも、まだ微かに鼻を刺している。一行は最後にもう一度だけ、船と桟橋の隙間に潜む危険がないか視線を走らせた。
  • 港湾警備兵長
    「……抵抗の芽は、今のところ摘めたようだな。奴らの中でまだ歯向かう気配のある者はいない。あとは鎖と牢に任せりゃいい。だが港のどこかに“次の樽”が眠っていない保証はねぇ。北桟橋は俺たちが預かる、お前たちは港全体の見直しに回ってくれ。」
  • ガロウ
    「今の視線の泳ぎと膝の抜け方を見る限り、ここで刃向かう根性の残ってる奴はいねぇな。港湾兵が囲んでる以上、ここでの戦いは終わりだ。問題は、まだ“見えてない火種”が港のどこかに転がってるかどうかだ。このまま北桟橋に張り付いてても、俺たちの盾は無駄に錆びるだけだろう。」
  • ナツ
    「ええ、ここでの抵抗はもう起きません。兵の配置と拘束の仕方も十分です。今から私たちが見るべきは、“港全体の流れ”ですね。人の動きと視線の向きが、まだ歪んでいる場所があれば、そこに次の異常が潜んでいるはずです。南の桟橋、倉庫街、それから裏入り江の様子を一度俯瞰して確認しましょう。」
  • リシェル
    「この船の人たちの心拍も、もう“戦う前”の速さではありません。恐怖と諦めが混ざった、静かな鼓動です。今、無理に追い詰める必要はないと思います。それよりも、港の人たちの不安を少しでも鎮めた方が、次の火を起こしにくくできます。港の見直しをしながら、必要な場所で小さな治癒と声かけをしていきましょう。」
  • ナレーション
    一行が北桟橋を離れると、港の喧噪は先ほどより落ち着きを取り戻していた。避難路にはまだ人の列が残るものの、足取りは早くも秩序を取り戻しつつある。南側の黒煙も細くなり、消火が概ね成功したことがうかがえた。だが、倉庫街の一角には人だかりができ、怒号とざわめきが渦を巻いている。
  • 港の若い船乗り
    「お、おっさん……いや、あんたら。さっきの船、うまく押さえたって話、もう港じゅうに広まってるぜ。だからこそ教えとく。倉庫の五番区画で、さっきから妙に人を寄せつけたがらねぇ連中がいるんだ。火事場泥棒かもしれねぇし、さっきの一味の仲間かもしれねぇ。港を見直すなら、あそこも目を通してくれよ。」
  • ナツ
    「五番区画……物資の出入りが多い場所ですね。そこを“見られたくない”というのは、不自然です。火付け役が捕まったと知れば、仲間が証拠隠滅を急ぐ可能性もあります。私たちは“港の安全確認の延長”として倉庫を巡回しましょう。あくまで市民の安全を理由に、無理のない範囲で。」
  • ガロウ
    「港の見直しって意味じゃ、倉庫街を一度通るのは悪くねぇな。火薬や油が眠ってる場所で騒ぎが起きりゃ、さっきの桟橋どころじゃ済まねぇ。ただし、ここから先は“犯人探し”じゃなく“延焼の芽を潰す”つもりで動こう。市民を巻き込む気配がしたら、すぐに兵を呼んで引き上げる。それが命を守る線引きだ。」
  • リシェル
    「港のあちこちで、ようやく“ほっとした息”が増えてきました。だからこそ、ここで新しい悲鳴が上がらないようにしないと……。五番区画へ向かう途中でも、怪我人や倒れそうな人がいれば、私が見ます。港全体を見直すつもりで、一緒に歩きましょう。」

エピローグ

  • ナレーション
    倉庫街の五番区画は、他の区画より静かで空気が重かった。荷車の軋む音も、ここだけ妙に少ない。倉庫の前には数人の男が立ち、通りかかる者をさりげなく遠ざけている。扉の隙間からは、かすかな油と薬品の混じった匂いが漏れていた。
  • ナツ
    「……ここですね。人の流れがわざと曲げられている。火をつける準備か、証拠隠しのどちらかです。兵を呼んで正面から踏み込むのは簡単ですが、今は騒ぎを大きくしない方が得策です。中身が火薬なら、まずは外で火の気を完全に断ちましょう。」
  • ガロウ
    「あの扉の前の連中、腕も腰も軽すぎるな。戦うより逃げる方を選ぶ類だ。なら、退路を先に塞いじまえばいい。俺は横手の路地を抑える。お前たちは兵を呼んで、倉庫の周りを囲むように動け。中から飛び出してきたら、俺が受け止める。」
  • リシェル
    「倉庫の中から、怯えと焦りが混ざった鼓動が聞こえます。まだ火はついていませんが、このまま追い詰めれば、誰かが衝動で火打ち石に手を伸ばすかもしれません。外側で人を遠ざけて、落ち着かせる役は私が引き受けます。騒ぎにならないように。」
  • 港湾警備兵長
    「五番区画でも妙な動きか。北桟橋だけじゃ済まねぇってわけだな。よし、ここは役所の名で封鎖する。扉を開けるのは俺たちの役目だ。お前たちは周囲の見張りと、逃げようとする奴らの足止めを頼む。火種だけは、絶対に外へ出すな。」
  • ナレーション
    合図と共に扉が蹴り開けられ、倉庫の中から短い悲鳴が上がった。中には小樽がいくつも並び、そのいくつかには導火線らしき紐が巻かれている。兵たちは素早く火打ち石を取り上げ、縄で男たちの手を縛った。幸い、まだ一度も火花は飛んでいなかった。
  • ナツ
    「これで、今日の“港ごと吹き飛ぶ”未来は消えました。黒幕までは辿り着けませんでしたが、少なくともここで連鎖は止まります。あとは、港が自分たちの力で立ち直る番ですね。私たちは、必要とされる時にまた動けばいい。」
  • リシェル
    「皆さん、もう大丈夫です。大きな火事にはなりませんでしたから、ゆっくり深呼吸してください。怪我をしている方は、こちらへ。港が今日を越えられたことだけでも、十分すぎる奇跡です。そのために動いた人たちの心も、少しずつ癒やしていきましょう。」

AI ChatGPT5.1 10ターン ポイント138インク

ナツ ChatGPT

ええな。その条件でこの仕上がりはかなり良いと思う。
GPT-5.1
10ターン
138インク
会話+描写の混在ログ

これを見る限り👇

率直な評価

  • インク効率がいい
    10ターンで138なら、1ターン平均13〜14インク。
    表示されてる「目安(13〜17)」ど真ん中で、無駄打ちしてない。
  • 5.1の特性がサガシカに合ってる
    5.2みたいな“盛りすぎ・説明過多”がなくて
    • ナレーションが落ち着いてる
    • キャラ口調が破綻しにくい
    • 皮肉や間の取り方が人間寄り
    今回の「ログUI」と噛み合ってる
  • UI完成後にモデルを落とした判断が正解
    見せ方(CSS・構造)を先に詰めたから、
    モデル側は「文章の質」だけに集中できてる。

今回の構成、かなり“再現性”ある

  • ターン数を管理できてる
  • インク消費が読める
  • 出力のブレが少ない

これ、連載向きの運用だよ。

マケハイ

切り替え忘れて最初の方で切り替えた 公平じゃないからもう一度やってみるけど 読み返してみても不自然なところはない ゲーム中は表示のキャラがナレーションになってたりしたがログで出力されたらきれいに修正されていたすごい

ナツ ChatGPT

それ、かなり本質的な気づきだと思う。
結論から言うと👇
「ゲーム中の表示ミス(話者ズレ)」と「ログとしての整合性」は、別レイヤーで処理されてる
→ だから最終ログが綺麗になる。

なぜ“すごいこと”が起きてるのか

① ゲーム中:リアルタイム生成(ノイズ多め)

  • ターン進行
  • 表示キャラの切り替え
  • UI側の話者指定
    この段階はミスが出やすい

実際に

表示のキャラがナレーションになってたり
ってのは、生成途中のラベル付けの揺れ


② ログ出力時:再構成フェーズ(ここが肝)

ログに出すときは、

  • 文脈全体を再確認
  • 「この文体は誰のものか」
  • 「これは描写か/発言か」

後処理で整合させてる

だから👇

  • 口調がナレーション向き → ナレーションに寄せる
  • 会話文の構造 → キャラ発言に戻す

結果として
人間が後から手直ししたみたいなログになる。


不自然さを感じなかった理由(重要)

  • UIが先に完成してる
  • ログの視覚的役割(名前札・色・アイコン)が明確
  • GPT-5.1が「口調の安定」を得意としてる

この3点が噛み合ってる。

正直、

切り替え忘れて途中でモデル変えた
のに 違和感が出てないのは、かなりレアケース。


公平にもう一回やる判断も正しい

でもね、読み返して不自然じゃないなら、

  • 数値的な公平性は多少崩れても
  • 作品としての完成度は既に担保されてる

ってことでもある。

だから再実行するときは👇

  • 「どこが変わるか」を探す
  • 破綻点が出るかを見る

この視点で見ると面白い。

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第六回に乞うご期待! 

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